♫音符を読む練習の方法♫

「いつまでたってもうちの子、音符が読めないの」

こんなお悩みをお持ちのお母様、いらっしゃいますよね？

今日は

音符の読み方トレーニングの方法をご紹介。

音符が読める人って、楽譜をどんなふうに見ているの？

たくさんの音符が並んでいる曲をすらすらと初見で弾ける人は、楽譜を見た瞬間に手が動き出します。

そんな方はいったいどんな風に楽譜を見ているのでしょうか？

1音1音目で追いながら・・・

いえいえ、そんなことをしていたら片手ずつしか弾けません。

弾ける人にとっては、音符は1音1音ではなく、かたまりで画像として目に入ってくるのです。

ですからその訓練をしてあげれば早く音符が読めるようになります。

それではやってみましょう‼

音符が読めるようになるトレーニング

「ど」と「れ」を覚えよう

まず、基本となる「ど」と「れ」の音を覚えましょう。

ド

レ

「せん」と「かん」の区別を知ろう

音符は「せん」の上にあるものと「かん」の上にあるものとがあります。まずはその区別をつけましょう。

「せん」

「かん」

このようにグループ分けをしてやります。

それでは覚えていきましょう。

ここで注意！

一気に全部覚えさせようなんてしないで下さい。

ひとつづつ、根気よく、気長に進めてくださいね。

まずは「せん」の音符を覚えよう

レッスン1

①へ音記号

下から行きますよ

下から

ソ・シ・レ・ファ・ラ

はい、呪文のように唱えましょう。

覚えましたか？

♪それでは練習です♪

できるようになるまで何回も読みましょう。

答えは

ソ・シ・ファ・レ

ラ・シ・ファ・ソ

レ・ファ・シ・ラ

この3小節が10秒で読めるようになるまで練習しましょう。

それでは今日はここまで。

今日は10秒でできなくても、毎日訓練すれば読めるようになりますよ。

また明日、今日の復習をしてから次に進みましょう。

レッスン2

まず、昨日の復習をしましょう。

答えは

シ・ソ・ラ・レ

ファ・シ・ラ・ソ

ファ・ラ・シ・ソ

です。

いかがですか？

10秒の壁を越えられましたか？

無理だったという方はまた練習して下さい。

越えられた方は次へ進みましょう。

それでは、

②ト音記号

またまた下からです。

下から

ミ・ソ・シ・レ・ファ

はい、またまた呪文のように唱えましょう。

♪それでは練習です♪ 

これも何回も練習してください。

答えは

ミ・シ・ソ・レ

ファ・シ・レ・ミ

ソ・レ・シ・ファ

いかがですか？

考えてからではないと答えられないようであれば、まだまだです。

何回も練習しましょう。

とりあえず、今日はここまで。

レッスン3

それではト音記号の復習です。

答えは

ミ・シ・ソ・レ

ファ・シ・レ・ミ

ソ・レ・シ・ファ

さらに

へ音記号も復習しておきましょう。

答えは

ファ・シ・ラ・ソ

レ・ファ・ラ・ソ

レ・シ・ファ・ソ

それぞれ10秒で答えられましたか？

それでは今日は「かん」を覚えていきましょう。

まずは、へ音記号から。

下から、

ラ・ド・ミ・ソ・シ

はい、では唱えて！

大丈夫ですか？

♪それでは練習です♪ 

答えは

ミ・ド・ソ・ラ

シ・ド・ソ・ラ

ミ・ソ・ド・ラ

です。

さあ10秒を目指しましょう。

では今日はここまで。

レッスン4

いよいよ最後のレッスンです。

まずは昨日の復習です。

答えは

ミ・ド・ソ・ド

シ・ラ・ミ・ソ

ラ・シ・ソ・ド

です。

10秒で言えましたか？

ではト音記号の「かん」の音符です。

下から、

ファ・ラ・ド・ミ・ソ

です。

はい、唱えて！

良いですか？

♪それでは練習です♪ 

答えは

ファ・ミ・ラ・ソ

ミ・ラ・ド・ファ

ミ・ファ・ソ・ド

です。

今日はここまで。

明日から復習ですよ。

レッスン5

今日はすべての復習です。

ここでの練習も10秒以内に言えるように練習してくださいね。

まずはト音記号の復習です。

答えは、

レ・ソ・ミ・ド

ソ・シ・ド・ラ

ファ・ド・ファ・シ

です。

次はへ音記号です

答えは

ラ・レ・ファ・ソ

シ・ラ・レ・シ

ファ・ソ・ラ・レ

です。

やりました～！

これで覚えられました。

あとは繰り返し繰り返し練習をしていきましょう。

最後に・・・

音符を覚えることは子供にとっても大変なことです。

焦らず、ゆっくり、何度も繰り返し覚えさせてあげることが大切です。

決してよそのお子さんと比べたり、「なんで読めないの！」と頭をひっぱたいたりしないでくださいね。

根気よくやれば必ず読めるようになるんですから。