【ユリゴコロ】を観てきました。
今日は朝1番に映画を観てきました。
以前こちらでも書きましたが、沼田まほかる原作の「ユリゴコロ」。
友達からの勧めでしっかり原作を読んで予習をしていたので、この小説をどう実写化するのか、原作の通りなのか、吉高由里子がどんな演技をするのかがとても楽しみでした。
そうそう、この映画の予告での「あなたのやさしさには容赦がありませんでした」というこのセリフ。
これによってますます行きたい欲求に拍車がかかってしまいました~!
公開初日に行きたかったのですがなかなかお互いの予定が合わず、やっと今日観に行くことができました!
あらすじは・・・
とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。そこに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、いったい何があったのか。数々の疑念に先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。いま、容赦ない愛と宿命の物語が、静かに動き始める。
Filmarksより
原作をひとたび読み始めるととにかく続きが気になって本を置くことができない、まるで自分が主人公亮介になったかの如くノートを読み進めている感覚になってしまいます。
ただ凄惨なだけの内容の作品なのかといえばそうではなく、人間の愛というものを考えさせられる作品でもありました。
こんなにものめりこんでしまう原作だったので、一体この大きすぎる作品をどのように実写化していくのだ?と興味津々でした。
とはいっても、たいてい小説の実写化は小説よりも面白かったためしがありません。
尻切れトンボだったり、人物像がキャストとミスマッチだったり、「やっぱり原作のほうがよかったね~」ということのほうが多いです。
今回はどうだったのか・・・
私の中では一押しです!
まず、役者がそろっていました。
吉高由里子の淡々とした中にもそこにいろんな感情を想像させる演技には引き込まれました。
その冷ややかな主人公の相手役が松山ケンイチ。
彼もまた最高の演技を見せてくれました。
彼女への愛はあるものの、自分をこういう状況へ追い込んだのも彼女であったという葛藤のシーンや、主人公やその子供へ向けるまなざしなんかは、やはり父である彼だからできる演技なのでしょうね。
松坂桃李もやさしさの中にも狂気的な部分があるという役どころなのですが、とてもよかったです。
そして、この原作をこれだけうまくまとめた監督、脚本の熊沢尚人さんはすごいな、と感じました。
是非彼のほかの作品も見たくなりました。
細かいところの設定は違う部分もあるのですが、最後には涙されるお客さんもいらっしゃったようです。
私は途中から背もたれに持たれることができず、ずっと前のめりで見てしまいました。
一緒に行った友達も、「いつもは絶対に眠たくなる部分があるんだけど、今回はぜ~んぶみたわ~!」とのこと。
映画館を出た後は二人とも体がカチコチになっていました(笑)
朝早くから岡南シネマタウンまで行った甲斐がありました。
ただし、この作品は凄惨なシーンも多々あって、普段アクションものをよく見る私でも最初はちょっとフ~っとなってしまったので、よく考えて見に行くことをお勧めします。
興味がある方は、ぜひ原作を読んでから映画館へ足を運んでみてください!
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