大量に出たワークの宿題、みんなどうやってこなしてる？

♫　岡山市北区　♫

楓ピアノ・英数個別指導教室です

昨日、新しく個別教室に入られた中1の女の子ちゃんのお母様に、「調子はどうですか？」と尋ねたところ、「学校の宿題が多すぎて、先生からの宿題がなかなかできない状態なんです」とのこと。

あ～、数学のワークのことね。

中学校１年生さんは４人、そのうち３人が地元の中学校なので、大体状況はわかります。

確かに多いのです。

余力がある生徒さんには早めにやっておいてもらっていたので、この課題もなんてことはないのですが、確かに、その分野を完璧に理解できていないのに１０ページの課題はきついですね。

この課題、皆さんはどんなふうにこなしていますか？

よくあるのは、時間をかけてまじめに解いて、わからないところは赤で解答をうつす、もしくは、あまりにも多いので、適当に解答を黒で写してところどころ赤で書いて、いかにも自力でやりました、をアピールする。

言っておきますと、これ、すべて先生にはお見通しですから（笑）

先生によっても違いますが、パラパラっとめくって埋まっていればハイ、オッケー！とハンコを押す先生もいますが、うちの主人はワークでもプリントでも毎回全てしっかりチェックして、大体この子はどこがわかっていないのかを見ていました。

もちろん、それによっての評価も付けていましたよ。

その評価の基準は、できているできていない、ではなく、どれだけ真剣に課題に取り組んでいるかです。

だから、たとえ真っ赤なワークになってもそれでいいのです。

きちんと理解しようと努力する跡がみられていれば。

せめて、確実に解答を写すこと。

殴り書きでただ写しました、はダメですよ。

提出に関しては、これで大丈夫。

大切なのはここからなんです。

自力でやって、真っ赤になったワークを見返してください。

見るのが嫌になるとは思いますが、でもこれがあなたにとってものすごいチャンスなんです。

自分が今何を理解できていないのか一目瞭然なのですから。

返却されたら、できなかったところを一つずつ解答・解説を見ながら理解し、解き方を覚えるのです。

数学は、自分で考える時間も必要、と言われますが、それはしっかりその分野についてトレーニングした後。

まずは、いろんな問題で、解き方を練習します。

問題を見て、答えが頭の中でパッとイメージできなければすぐに解答を見て理解していきましょう。

そして問題を見たらすぐに解き方がイメージできるようになるまで何度も繰り返し練習しましょう。

そうすることで、徐々にできる問題が増えていきます。

一番よくないのが、黒で写したり赤で写したりしているワーク。

どの問題ができてどれができないのかわからないので、試験勉強ではもう一度すべての問題を解きなおす必要があるのです。

まったくもって時間の無駄。

真っ赤になることを恐れずに、わかるところとわからないところを明確にしておくことを心掛けましょう。

☆では、今日はこれにて☆