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ピアノの練習方法 小学校高学年以上編

   

さて、今日は

【ピアノの練習方法 小学校高学年以上編】です。

さて、ピアノを幼児期から習っていると、この時期は、ピアノを習い始めてから4~5年経過していることになります。

もうそろそろ練習の習慣が身についていますよね?

ここからは個人個人いろいろな条件によって練習時間が変わってきます。

勉強も本格的に頑張らなければならなくなる学年でもあります。

さらに、中学校に入ると部活との両立も考えなければなりません。

少し話がそれますが・・・

残念ながら、中学校に上がるタイミングでピアノをやめてしまわれる生徒さんが多いのが事実です。

しかし、ピアノは勉強に邪魔なものどころか、成績アップに役立つのです。

もし、勉強が忙しくなるという理由で、ピアノを続けるかどうか迷っていらっしゃる方は、もう一度よく考えてみてください。

実際私は中学生の勉強も見ていますが、勉強することに際してピアノが邪魔になっていると感じることは全くありません。

それどころか良い気分転換になっていて、大抵、定期テスト前はピアノの練習をしっかりやってくる生徒さんが多いです。そして成績もバッチリ上がっています。

結局、今勉強できていない人は、何かをやめてもその時間に勉強はしないのです。

できれば、先生に練習時間は短くなる旨をお伝えして、細々と続けていきましょう。

さて、本題に戻ります。

いよいよ弾いている曲も難しくなり、30分程度の練習量では足りなくなってくると思います。

一通りの教則本を練習しようと思うと、小一時間はかかるでしょう。しかし、先ほどもお話しした通り、今の子供たちは忙しいのです。

ですから、ただやみくもに練習するのではなくて、計画を立てて練習していくとよいと思います。

計画を立てて練習しよう

まず、1週間で達成する目標を決めます。(先生からの指示を確実にクリアすることだったり、新しい曲の譜読みだったりが目標になるでしょう)

きっとその目標は1日ではできるようにはならないので、どのくらいで弾けるようになるかを予測を立て、それに従って練習していきましょう。

ピアノは徐々に弾けるようになることもありますが、ずっと弾けないことが続き、ある日突然弾けるようになることも多々あります。

弾けるようになるまで、あきらめないで頑張りましょう。

もちろん最初からの通し練習ばかりではだめですよ!

こんなことにも注意しよう

練習する際は自分勝手に解釈して弾いていないかを常に心がけて下さい。

例えばリズム、指番号、速さなどいい加減になっていないかを確認します。

さらには強弱記号、テンポなどもしっかり確認しながら練習しましょう。

力が入ったりしていませんか?そういったことも自分できちんと意識して練習していきましょう。

素直な気持ちで練習していますか?

高学年以上になってくるとだんだんと先生の言うことが素直に耳に届かなくなってきます。

ここをこうしてきてね、と伝えても、そんなことはお構いなしで、次も、その次も自己流に弾いてくる生徒さんがいらっしゃいます。

どんなことでもいえると思いますが、なにかを教わるときには、素直さがとても大切だと思います。

多少感が良くてすらすらと弾けるけれども、先生の言うことは全く気にも留めず自己流で弾いてくる生徒と、とても不器用ですが大変素直で、こうしようといったことをひたすら努力できる生徒。

これは明らかに後者の生徒さんのほうが上達します。

しっかり言われたことを思い出してそれに対してひたむきに努力して下さい。

そうすることが、ピアノ上達への一番の近道なのです。

親のかかわり方は?

さて、もうそろそお父さん・お母さんの出番はなくなってきます。

低学年まではしっかりとサポートをしていただくようにとお伝えしましたが、ここからは、逆に邪魔をしないようにとお伝えします。

どういうことかというと、始めにもお伝えしましたが、高学年からは勉強が忙しくなってきます。

そうなってくると、せっかく頑張ってやってきたところに、さら~っと、「勉強する時間がないから、そろそろピアノ辞めたら?」とおっしゃるのです。

練習がいやな時期も頑張って乗り越えて、ようやく上手に弾けるようになって、ここからやっと楽しめるというときに、このような声掛けをされることだけはやめてください。

さらにひどいパターン、習うときも無理やり、辞めるときも無理やり

中学生ぐらいになると、いろいろなことがわかる年齢です。

ここでお子さんからの信頼を損なうようなことはしないでおきましょう。

大きくなってもずっと言われますよ。

私は、大人になった生徒さんとも付き合いがあるので、そういった声はたくさん耳にします。

親の都合で子供さんを振り回すのはやめましょう。

最後に・・・

ピアノは習得するには膨大な時間とエネルギーが必要になってきます。

練習は毎日のことですし、その分何かを我慢しなければならないこともあります。

でも、ある程度弾けるようになったら、それは特技になりますし、そこまで続けられたことが大きな自信にもなります。

練習量や熱意に波はあっても続ける、まずはそこを目標にして頑張ってみてください。

 

 

 - ピアノが上手になる練習方法

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