英語の学習は、時間に余裕のある今がベスト!
2017/04/25
小学6年生Kちゃんと中学2年生Mちゃん
Kちゃんは、英語教室に通ってきてくれるようになって1年、最初は「う~ん、どうなるかな・・・」と心配もありましたが、今ではすっかり英語学習が定着して、単語を覚えることや、問題集の宿題は毎回欠かさず努力してきてくれます。
本当にやらなかった週は1度もないんです。すごいと思いませんか?
言われたことをコツコツとこなすことができるのは、とても大きな才能だと思います。
この地道な努力のおかげで単語の習得、文法の理解、今は全く苦労なく順調に進んでいます。
そしてもう一人、中学2年生のMちゃん。
1年生の最後に急に勉強への熱が冷めてしまった彼女。
それを取り戻すべくお母さんと私のタッグを組んだ取り組みが功を奏し、徐々に勉強の感覚を取り戻しつつあります。
しかし今は興味があちらこちらにあり、なかなか勉強に集中できません。
でもね、「いまはそういう時期だから・・・」といって学習をしなくなったらもう取り返しがつきません。
そういう時には強制的にでも勉強させることが必要だと思います。
自主性に任せて・・・とは聞こえがいいですが、私はそれは放任だと思います。
こういったことは一過性のものです。
再度勉強しようとやる気になっても、そこで授業が全く分からない、となってしまっていたのではお話になりません。
とにかく学校の宿題、教室の宿題は死守していただきます。
Mちゃんのところでは本当にお母さんの協力が大きいです。
毎日根気強く見守ってくださっています。
そしてその日の課題はいくら夜中になろうとも送ってきてくれます。
おかげで2年生のスタートはとっても良い感じで切ることができました。
課題テストも平均点を大きく上回っていました。
半分は本人の努力ですが、残り半分はお母さんの努力ですよ~‼
ご褒美に、こっそりおいしいものでも召し上がってきてください♡
こうしてお母様と連携を取れるところも、個人授業ができる強みですね。
かつて集団授業もしていましたが、なかなかここまでのフォローはできませんでした。
私はとにかく成績が少し上がるだけでは嫌なのです。
お~~~~っというぐらいにあげて、鼻の穴を膨らませ、ニヤ~っとする生徒さんの顔を見るときが一番大好きなのです(笑)
さてさて、今日は小学生をお持ちのお母様にこんなことについてお伝えします。
英語が苦手なお子様は、英語にかける時間が少ないだけ
英語を習得するにはとにかく時間が必要、ということを以前お話ししました。
具体的な数字を挙げてみると、英語の習得にかかる時間というのは3000時間以上の学習が必要とされています。
学校の授業だけでは英語が習得できないのはなぜ?
中高の英語授業時間数を見てみると、
中学校 | 50分授業×週4回×1年35週×3年間 | = | 350時間 |
高校 | 50分授業×週5回×1年35週×3年間 | = | 437時間 |
合計 | 787時間 | ||
家庭学習 | (6年間平均で1週2.5時間学習するとして) | 787時間 | |
中高6年間の英語学習時間合計 | 1574時間 |
という結果になります。(家庭学習時間は、あくまでも目安です。)
1500時間も足りないのです。
1500時間ですよ。
学校の授業だけでは絶対に習得できません‼
もちろんお子様ご自身で毎日コツコツと学習ができれば問題なしです。
しかしそんな事例はほとんどお目にかかることはありません。
ではどうしたらよいか・・・
自分で学習ができる習慣を身に付けさせておいてあげればよいのです。
あとはそれを地道に繰り返すだけ、知らないうちに英語の学習時間貯金ができていっているのです。
Kちゃんはその習慣が身についています。
ですから今は何の苦労もなく、「じゃあ今週はこの単語を覚えてきてね~」と宿題に出します。
でも、それがとてつもない労力を使うものでは長く続きません。
例えば、
単語の覚え方にもコツがある
私は、なんの指導もなく「じゃあここからここまでの10個の単語を覚えてきてね」なんてことはいたしません‼
新しい語学に触れてからまだ1年、ましてやまだ小学生、そんなにあっさりと覚えられるなら私みたいなものは必要ありません。
新しい単語の宿題を出すときには、必ず、その単語の読み方・意味はもちろんのこと、どうやったら覚えやすいかということを1つ1つ教えます。
これがまた難しいところで、最初からフォニックスの読み方ですっと覚えられる生徒さんもいれば、そうでない生徒さんもいらっしゃいます。
一人一人に合った覚え方を伝授していっています。
そうすることで、ただ単に繰り返して書いたり読んだりして覚えるよりも、「この単語はこうやっておぼえるんだった。」「あ、これを覚えるとき先生何かおもしろいこといってた。」と、忘れにくくもなりますよね。
そのかいあって、今は文字数の多い単語でもきっちり覚えてこられるので(もちろん書けます)、私としては毎回感動しています、最初はアルファベットもままならなかったのに~・・・よくぞここまで‼と
英語は早いうちに始めるのが得策
私のこれまでの経験からしても、早くから英語を学習していくほうが得策だと思います。
中学校に入るとほかの教科もとにかく勉強に時間がかかります。
時間がある今のうちに、スタートして、中学校に入学してから、親も子も心にゆとりをもって授業を受けることが理想ですね。
テストのたびに恐ろしい思いをしないためにも、小学生をお持ちのお母様、今この時間に余裕があるうちに、お子様の英語貯金、考えてみられてはいかがですか?
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