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ピアノの練習方法 小学校低学年編

      2017/06/27

さて、今日は

【ピアノの練習方法 小学校低学年編】です。

幼児編と同じで、やはりレッスン後すぐの自宅での練習はかなり効果的です。

これについては幼児からの習慣として身についていらっしゃる方でしたらぜひ続けてください。

なんといっても「鉄は熱いうちに打て!」ですよ。

必要最低限の練習時間

小学校に入学すると、学校のほうでもお勉強が始まり、好きでも嫌いでも勉強をしなくてはなりません。

それがたとえ自分の苦手なことであろうと、我慢して椅子に座って45分の授業を受けなくてはいけなくなります。

逆に言うと、学習するために少しの我慢ができるようになってくる年齢になっていきます。

ですから、できるだけ毎日触ることが目標だったピアノの練習は、できないところを克服する練習へと変わっていくことができるようになってくるはずです。

そのためには最低でもの20分~30分の練習時間が必要となってきます。

まだまだお母様の声掛けは必要

では、練習時間さえ確保できれば安心して良いのかといいますと、それは大きな間違いです。

よくありがちなのが、「ピアノの音がしているからしっかり練習できているわ」というお母様。

しかしレッスンに行ってみると先生からはたくさんのだめだしをされてしまう、いったいなぜでしょう?

それは、お子様の練習方法に大きな間違いがあるからです。

もう一度レッスンを振り返ってみてください。

先生は必ずお家での練習方法を教えてくださっているはずです。

お子様はその方法で練習ができていましたか?

おそらく課題曲を最初から最後まで何回か通して練習を終わっているはずです。

これはこの年齢に限らず、誰にでもいえることなのですが、ある程度曲が弾け出すと、弾けることがうれしくて、練習といえば毎回通して弾くことしかしない方が本当に多いです。

そういう方に、レッスンで少し部分練習をしていただくと、あっという間に弾けなかったところが弾けるようになります。

本当に数回の練習だけです。

すぐにできるようになるのに、こういった部分練習をせず、通しの練習ばかりしているのは時間の無駄です。

ではどうするかといいますと・・・、

まず、レッスン後はお子様と今日のレッスンの振り返りの時間を設けてください。

どこを指摘され、それはどういう練習をすればよいと指示があったか、何をほめられたのかなど・・・。

そして、1週間、先生からいただいた指示通りの練習をするように声掛けをしてあげてください。

何もべったりお子様についている必要はありません

音は聞こえているのですから、もし、お子様が違う方法で練習をされていたら、キッチンなどから、「こうやって練習するんだったよ~」という風に伝えてあげて下さい。

その際に、幼児編でもお伝えしましたが、「ちがうでしょ!こうやってするんでしょ!」といった否定的な言葉がけはしないようにしてくださいね。

そして、もし、数回練習してできなければその日はそこでおしまい。

必ず1週間の練習でできるようになるはずですから、焦らずじっくり、ゆっくり練習を見てあげてください。

そして、今日も練習ができたことをほめてあげてくださいね。

お子様の頑張りはご家族で共有

また、ご家族でお子様の頑張りを共有することも、お子様がピアノへのモチベーションアップの要因となります。

お父様が帰っていらっしゃったときに、今日も頑張れた、ということを報告し、それをお父様からもほめてもらうことで、きっとお子様は「明日も練習しよう」と思われるでしょう。

おじいちゃま、おばあちゃまにもご協力いただくのもいいですね。

ピアノを習いたての頃は、ピアノへの情熱も熱く、すぐに弾ける曲ばかりなので練習への意欲も高いのですが、だんだんと、練習をしなければ合格にならない曲が増えてきます。

お子様が小さな壁をひとつづつ乗り越えられるよう、ぜひご家族で見守ってあげてください。

小さいうちの経験は、後になって生きてくる!

幼児期・小学校低学年期までにしっかりとした練習法が確立されていれば、あとはもう放っておいても自分でしっかり練習できるようになっていきます

・自分は努力すれば弾けるんだ

・弾ければピアノは楽しい

・自分のピアノを聴いてくれた人がよろこんでくれる

こんな経験をたくさん持っているお子様は、絶対にいつまでもピアノを好きでいてくれて、たとえ難しい曲になってきても絶対にあきらめることなく、ひたむきに努力していくことができます。

その日が来るまで、お母様、楽しみながら頑張りましょう!

 - ピアノが上手になる練習方法

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