あせらないで、基本をじっくり時間をかけてやることが大切
4歳のなっちゃん、最近手もしっかりしてきて指の形にもずいぶん意識が行くようになりました。
私の教室では、3歳になったばかりの小さなうちは、まだ指の筋肉が発達していないので、あまりピアノを弾くということはしていません。
レッスンの中で弾かせるとしても、ほんのわずか。
まず、体全体の力を抜いてもらう(ダラ~ンとさせる)
次に背中をピっと伸ばす。
肩から下の力をすべて抜いてもらってピアノに手を乗せる。
丸い形を作って力を入れないようにキープ。
そこで私が指をもってそっと打鍵させる。
と、こんな感じのレッスンです。
ただ、ドレミを覚えたら、どうしても自分で弾きたくなるので、そんな時には指のことは言わず、指を動かす体操として「ドレミ」を弾いてもらいます。
このまだ指がふにゃふにゃの時期にバリバリ弾かすと、指が反対に反った形で固まってしまいそうで怖いです。
ですから、この時期は、リズム感を鍛えたり、音符を読めるようにしたり、弾くこと以外で大切なことをどんどん吸収していってもらっています。
なっちゃんもここまでで随分といろいろなことができるようになり、指がそろそろしっかりしてきた今では、楽にレッスンが進むようになっています。
忙しくてなかなかお家での練習は難しいそうなのですが、音符カードは毎日保育園へ到着したときの車の中でしてくださっています。
お陰で音符はスラスラと読むことができ、初見の曲も苦労なく弾くことができます。
小さなお子様の保護者の方は、せっかくピアノを習わせているのになかなか弾かせてもらえない、と思われる方もいらっしゃると思います。
(ちなみにうちの教室では皆さんのんびりとお子様の成長を見守ってくださっているので助かっています)
でも、毎レッスン、無駄なことは何一つございません。
弾けないときの時間も、しっかり弾くときのために貯金しているのです。
指が出来上がるころにはきっとスムーズに曲を仕上げていくことができるようになっています。
それも、ただ音を追って弾くのではなく、いろいろなことを考えながら弾けるようになっているでしょう。
ピアノはその気があれば、一生続けていけることができます。
最初で焦って変な癖をつけたり、あまり根を詰めすぎてお子様がピアノ嫌いになったりしないように、焦らずのんびり進めてあげてくださいね。

☆では、今日はこれにて☆
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